ゴリラ農園

霊長類としての尊厳を守るためのブログ

無職は感情を失う

どうやら無職になってからまるで更新をしていなかったみたいですね。

無職っていうのは自由を得る代わりに奇妙な焦燥感に襲われるものだし、自由ということは何も起きないということだし、ブログを書けるニュートラルな精神状態ではないし、それでも地球は回っている。

1円も生まない生活に対して時間だけが平等に過ぎていく、働きたくないけど働かないとこの自堕落な生活が続けられないという焦燥感。ちゃんと貯金をしてからじゃないとパッとやめたところで旅行に行ったりするお金もない生産性ゼロの無職になるから貯金しよう。元無職との約束だよ。

 

最近のおさらいです。

無職期間中は感情の受け入れを拒否していたので鼻くそみたいな出来事しかない。

 

  • 無職になってしばらく(だいぶ前)

 前回の記事で書いた合コンに行ってすぐ、もろもろの家庭の事情こみで地元に帰省した。

 

前回

nu26e.hatenablog.com

 

 地元にある友達のおすすめのガールズバーに行ったりなどしたんだけど、なんか上半身が水着とかいう激ヤバスケベガールズバーで意味がわからなかった。ガールズバーってなんだよ。群馬には海ないのに水着着てんじゃねえぞ。

乳サイドへの視線誘導が激しく(被害妄想)こいつ乳見てんなって思われるのが嫌だったので(被害妄想)極力目をみて話すようにはしていたが、視線を落とすと乳があるので目をみるのが辛くなったら虚空を見ていた。

 個人的に何よりも問題だったのが、俺をこのど田舎どスケベランドに連れてきた友達が地蔵になっていたことだ。何も喋らない。電池の切れたファービーみたいになっている。後で聞いたところによると酒も入っていなかったのと眠いので限界だったらしい。知るか。お前の新居焼くぞという感じなんだが。なんで初対面の水着の女と面接みたいな会話をしなければいけないんだ。舟を出せよ。助け舟を。乳首の色とか聞いたりしろ。

 

東京と違って会計自体はすげえ安かったがチェキがないのが残念だった。

 

  • 無職に飽き始めたころ(ちょっと前)

 昼過ぎに起きてTwitchを見て朝昼夕兼の食事を取る日々に鬱屈しだしたので、ついに転職活動をはじめる。エージェントに登録するなどして面接を受けたり受けなかったりしたら転職が成功したので、感情を取り戻し、仕事がはじまるまで地元に帰省した。こいついつも帰省してんな。

帰省するとそれはそれでPCがなかったりとやることがないので、お婆ちゃんと一緒に買い物に行ったりお婆ちゃんの買い物カゴにパイの実を忍ばせるなどの悪事を働く。働いてないのに。

この期間、ついでに歳をとるなどをした。

 

  • 労働(最近)

 ついに長めの夏休みを終えて労働を開始した。スーツで労働をしないというのが最高。ここだけの話、前職ではスーツに対してマジでなんの頓着もなかったのでSEIYUのスーツを毎日、すり減るほど着ていた。たまに普通に洗濯したりして、その間は冠婚葬祭用のスーツを着るなどしてやりすごしていたんだけど今考えると気持ち悪いな。スーツ買えよ。

ちょっとスーツに頓着ないのがかっこいいと思ってたフシがあるんだと思います。そういう年頃なので。

 

 以前Twitterでもツイートしていたように、俺とほぼ同時期に入社した人がいる。その時は新入社員と言ってしまったが多分違うので、なんと呼称したらいいのかわからないが、その人がちゃんと可愛かった。初対面の人のことを陰でちゃんと可愛いとか言ってしまう精神状態の補足としては、そういう出来事ってだいたい男だったり年配の女性だったりするものじゃん?

今日転校生が来るらしいぞ!

教室が騒がしくなる

男でした

シーン… 

みたいな、あるだろ…転校生あるあるやろがい!!!中学生は転校生ってだけでワイワイするやろがい!!!

 

パッと見は俺よりも歳下に見える。でも実質同期じゃん?てかLINEやってる?てかLINEグループ作る?しかし俺は27歳いまだ彼女なしの止められない所まで来たモンスターなので女性とのコミュニケーションを円滑にとることができない。

脳を張り詰めながら自己紹介(○○です。よろしくおねがいします。みたいなの)に自分の自己紹介を若干被せてしまう早口オタクプレーをかます。グリフィンドール10点減点。

 

 業務内容的に備品の管理などもしているので、給湯室に入り浸ることがよくあるのだが、その時に例の実質同期が備品を取りに来たことがある。

自己紹介のスピードで圧倒させてしまった反省を活かし、雑談だと思い、シンプルに年齢を聞いた。

返ってきた言葉は「それ聞きます?w」だった。多分それ聞きます?の前に(女性に)が付いてるやつ。知らんけど。

まず俺は数字以外の答えが返ってきて脳が停止した。

盲点だった。自身が27歳の暴走機関車であるが故に女性にとって年齢がデリケートな話題だという事に気付くことができなかった。そしてこれからも…

そもそも「それ聞きます?」というほどの年齢なのだろうか、実は見た目よりも、俺の想定しているよりも歳なのだろうか。BMIなら教えてくれるのだろうか。

 

しどろもどろになりながら、歳が近いと思って…などと返すと逆に俺が年齢を聞かれて赤裸々に27歳であることを答えると「なるほど…いずれ教えます」と言っていた。

 

 

脈アリだな…

 

 

 

たしかに改めて考えると真っ先に年齢を聞いたのキモいな。