ゴリラ農園

霊長類としての尊厳を守るためのブログ

ちいかわコラボしてなくてもくら寿司へ行け、ビッくらポンで脳をヒリつかせろ

くら寿司でちいかわコラボが始まった。

 

 最悪の人間なのでビッくらポンでちいかわグッズ当てて、ビッくらポンが当たらなかったファンに対して悦に浸ろうと思い立ち、今夜はくら寿司に行こうというマインドで一日を過ごしていた。

 

 俺はちいかわに対して必要最低限以下の知識しかない。かつて鎧のキャラがなんかいいかもと思ってよく見てみたら歯茎むき出しのバケモノだったのでそこからちいかわとの交流を絶っている。

そして身の回りでちいかわ好きな人間が軽めの異常者ばかりなので異常者向けコンテンツなのでは?という気持ちもあり俺とちいかわの溝は深い。

 

 そんな一方的な確執を持つちいかわコラボ開催の地、くら寿司へと向かった。いつも微妙に混んでいたりスカスカで6人席に通されたりするので、微妙に読めない状況ではあるが入店はできると思っていた。できなかった。(即落ち2コマ)

見たことないくらい人がおり、席予約も停止され、呼び出し待ちのファミリー、カップルが所狭しと存在していた。

ちいかわに群がるウジ虫どもめ…

 

 寿司を受け入れる身体になっていたので(脳から身体にこれから寿司を食べますという情報を送っている状態)この状態で松屋なんか食えないだろと思い、少し調べて駅ビルの中にある寿司屋へ向かった。

そう、もりもり寿しへ…

 名前で食べ盛りの中学生向けコンテンツかと思い軽く見ていたのだが、店頭のメニューを見ると平均して1皿がくら寿司の3倍くらいの値段がしている。俺にとってはくら寿司が通常なので通常の3倍シャア専用の寿司屋だったのだ。

 

しかしもうあとには引けない、俺のココロを満たせるのはもう寿司しかないのだから。

待っている時間で寿エンパイアを読み寿司への気運を高める。

 

寿エンパイアを知らない方はいま一番おもしろい寿司バトルマンガなので読んでください。簡単に言うと不老不死の寿司をめぐる話だったりするのですが、主人公(エンジョイ!って言いながら寿司だしてくるやつ)が終始いいやつなので人柄と腕前で認められていくのが読んでいて気持ちが良いです。寿司奴隷という概念も存在するのでぜひ読んでみてください。

 

 席に通されると板前が何人もカウンターの中にいて握ってくれるスタイル。注文はパネルから。回転レーンはあるものの回転している寿司はない。高速で寿司が飛んでくるレーンもない。板前から直接だ。

ほぼ回らない寿司屋と言っても過言ではないのだろうか。こういったお高い江戸前スタイルの寿司屋ではサーモンが出ない上に、頼むと笑われると聞く。うるせえバカ、黙ってハンバーグの寿司握れよと思うがそういう陰湿な板前がいるのは銀座とかそういう土地だろう(ALL偏見)

 くら寿司では気にせず食べても会計で「結構いったな(笑)」となるくらいだがここは3倍レート。食べたいものを厳選して注文していく。

 

まずは手堅くサーモン。

 

 美味すぎる。肉厚で味も濃く、舌の上で脂が溶ける。くら寿司が決して不味いわけではない。もちろん大好きだが土俵が違う。ジャンプ本誌とジャンプ+インディーズくらい違う。たまに解凍しきれてなくて板みたいなネタが乗ってるお茶目なところも好きだ。でもこのサーモンはそんな思い出をかき消すくらいの衝撃があった。

 

衝撃に脳を焼かれ、勢いで何皿か頼み脳を焼き続けたが急に怖くなっておしんこ巻き(190円)を頼んだ。完全に胃のかさ増しである。

また、卓上にあった山盛りのガリも4分の1ほど食べていた。

 

シメにサーモンを1皿追加で食べて逃げるように退店した。

 

ありがとうちいかわ。

ちいかわがなければ俺はこんな美味い寿司を食っていなかっただろう。

 

 

 

でもやっぱりビッくらポンしてえな

 

 

余談ですがはてなブログの機能で記事タイトル考えてくれるやつがあってそれ使おうと思ったんですけど語弊がありすぎるのでやめました。