ゴリラ農園

霊長類としての尊厳を守るためのブログ

母がドルオタ、兄がアニオタ

俺はフィギュアオタク

 

脳の退化を感じてブログを書き始めたのに最近というか、はじめて一か月くらいで「ネタがない」などと本質から逸れた言い訳をしていた。

結局何かあったときだけしか書かなかったら書かなかった間だけ俺のミソッカスな脳みそが退化してしまう。脳のアンチエイジングだ…

 

そんな安っぽい言い訳を回避するために、はてなブログに移行しようと思った。

はてなブログは「お題スロット」なるネタを提供してくれる非常にありがたい機能がある。

記事の投稿から神速のインパルスで1分も経たないうちに次の投稿を促してくる闇金の取り立て以上に厳しい人がコメント欄にいるというのに、なんと人情味のある機能なんだろうか、涙が出そうになるよな。

 

お題スロットをヨイショしたところで今回は使わないんだけど。

 

昨日、ひどく劣悪な麻婆豆腐を作ってしまった。

空腹時に買い出しに行くとろくなことがない。

 

大して料理ができないくせに麻婆豆腐にアレンジを加え、鶏肉を入れてしまった。周富徳に中華鍋で殴られてもいいレベルの愚行だった。

鶏肉が悪い意味でのアクセントとなり、完全に異物だった。

 

 

全く話が変わるけど、大学生の頃にブラジル産の鶏肉ってなんで安いんだって思って調べたら、ヤバそうな人が”ブラジル人も食わない毒肉”だから日本人以外は食べてないっていう感じの記事書いてた。(そういうB級映画の冒頭みたいな発想どこから湧いてくるんだ…?)

理由は結局よくわからなかったがブラジル人サンキューな

 

まあ、そんな劣悪な麻婆豆腐を作ってしまった事とあまり関係ないのだが、ムショーにラーメンが食いたくなってしまったので「明日の夕飯はラーメン」とDNAに刻み込んだ。

 

3連休ありえんほど寝て過ごしてる寝たきり老人状態だったんだけど、いや予定がないからなんだけど、3連休なにした?って言われたらラーメン食いに行ったくらいしか公に発言できないんだけど。

 

そういうわけで新宿にラーメン食いに行ったんだ。もはや俺のラーメン欲は調布内で収まる器じゃなかった。

いつもは「よってこや」ってとこの海老とんこつラーメン食ってるんだけど、さすがにわざわざラーメン食いに新宿まで来ておいていつも食ってるラーメンって工夫がなさすぎるなって思って俺は…

食べログのランキングを確認した…

 

いいか、これだけインターネットが普及してるのに赤の他人にラーメン屋を聞くな、おい!現地住民しかしらないグルメじゃねーんだぞ!

 

俺の記憶が正しければ2016年は赤の他人に3回くらいラーメン屋を聞かれた気がする。しかもどいつもこいつも「美味いラーメン屋」などとぬかしやがる。

こっちはお前の好みがわからねーんだよせめて豚骨とか煮干し系かとかそういう情報を寄越しやがれ…俺はラーメンカウンセラーじゃねえんだぞ。

1回焼き鳥屋も聞かれたんだけど何なんだよ、なんで焼き鳥屋なんだよ。

どういう思考の末に赤の他人に美味い焼き鳥屋聞こうってなるんだよ!

鳥貴族をおすすめした。

 

話が脱線したが、俺は食べログで海老つけ麺が美味い店を見つけた。とくに海老に強いこだわりはないが、海老とんこつラーメンに舌鼓を打っている身としては気になる木。

いざ店に行ってみるとそこそこの行列ができていて、ちょっと帰ろうかなって思ったけどせっかくだから並んだ。

 

前には俺より年齢が上っぽいカップルが抱き合いながら並んでいた。この子猫ちゃんが!俺の上着を貸すから俺の前でイチャつくのはやめろ…と思いながら並んでいると、カップルの女のほうが「ねぇ私あのホラー映画みたぁい」などと言い出した。

小生、ホラー映画大好き丸。この会話に耳が傾いてしまった。

 

男のほうが「なんて映画?」と聞き返していて、そうだよそれが肝心だよな、俺は昨日ライトオフを見たぜと心の中で相槌を打っていた。

 

女が「盲目のおじいさんが──」と言った時点で

「はいドントブリーズ!おい彼氏!ドントブリーズって映画だぞこれ以上この女の記憶の引き出し開錠会に付き合う必要はないドントブリーズだ!上映時間を調べて予約しろ、TOHOシネマズのアプリは入ってるか?」と心の中で絶叫していた。

 

結局ドントブリーズまでたどり着くのにしばらくの時間を要していた。

日も完全に沈み、寒くなってくるとカップルはより強く抱き合っていた。

 

 

 

海老つけ麺は美味しかった。