ゴリラ農園

霊長類としての尊厳を守るためのブログ

花見で一杯

じんわりと温かくなってきた。知らない間に桜(梅か?)も咲いていた。

春か?

つまり超絶花見ごろなワケですが、花見のご予定はありますか?僕はないです。したいですね、花見。ちなみにゴールデンウィークの予定も空白です。行きたいですね、旅行。

別に桜が見たいというガーリッシュな趣味があるわけじゃなくて花見という大義名分をかざして外で酒飲んだりしたいよねって話ですよ。

屋台がいっぱいある花見スポットだと、誰かがどっかで買ってきた食べ物が異様にウマかったりして趣がある。趣てえ…歌舞伎てえよ…

桜が全部散った時が俺の命日だから早く花見したい。(余命幾ばくも無い)

 

ところで、新入社員たちはもうちょっとで働きはじめてから1週間ですね。お疲れさまです。どうですか、飲み会とかあったり、これからあるんじゃないですか?

前の職場は死ぬほどつまらないメンツで仕事の話しかしない死ぬほどつまらない会話のなかで死なない程度にビールを飲まされていたんだけど…

 

(心が)慣れない集団で居酒屋行ったときの「とりあえずビール」って地獄じゃないですか?デキる男子は、男は問答無用でビールという前提条件を無言で振りかざした上で「女子は?」とだけ聞く。

聞いてくれ、俺の気持ちも。ジェンダーフリーでよ。

 

とりあえずビールじゃないんだよ!何を生き急いでいるんだよ。即座にアルコールが入らないと会話というコンテンツはご利用になれないのかよ。毛穴からビール飲ませるぞ。俺ビール飲んだときウンコ食った犬みたいな顔すんだよ。よしてくれよ。

店員も席に着いた瞬間もうビールの手になっちゃってるじゃん。

注文する機械のやつ絶対「ビール」×「人数」のカップリングでスタンばってるじゃん。

 

とりあえずチューハイっての、腰が抜けるほど流行らなかったな…

 

ワーワー書いたけど、ビールが一番早いし団体で乾杯するならやっぱビールなんだよな…やむを得ねぇな… 

ビール飲めないわけじゃないんだよ、でも舌が赤ちゃんだからよ…カクテルが好きなんだよ…

 

 

花見したいという感情とゴールデンウィークの予定がスカスカな事に対して並々ならぬ焦りを感じつつある。そんな2017年春です…

新生活攻略ガイド

そんなものはない。

 

気が付いたら4月ですよ。4月。気持ち的にはこの前に年越したばっかりじゃねえ?って感じなんだけど…いやもっと言うと俺の精神は中学生から成長しなくなったんだけど…

エイプリルフールも「彼女ができました」とかいう脳が嘘だと即断する嘘をついたら実は去年も同じ嘘ついてて本当にボキャブラリーがないなって思った。

4月3日から新社会人になってしまう哀れな人たち生きてるか?実を言うと俺は働きたくなさ過ぎてちょっと泣いたことがあるんだけど。どう?泣いてる?

ちょっと泣いたって認めたくなくて体内の塩分を体外に排出するために目から塩水だしたっていうか…ウミガメなので…

 

働きだすと”お前よくその年齢までブッ殺されずに生きてこれたな”っていう人がたくさんいるのでね、上司とか満員電車でイキってるおっさんとかね…

人間は鉄アレイで殴り続ければ死ぬという事を頭の片隅に置いておけば、どんな嫌な奴と接しても最終的には勝てる(殺せる)ので、多分ろくでもない会社に務めて働き続けるよりも刑務所の中のほうがね、よっぽど生産的だと思うしね…

いや、本気にしないでくれよ殺人教唆の罪で捕まっちまうからな俺が。捕まったらテロップで「部屋から大量のフィギュアが」って出ちゃうし恥ずかしい…

あと学生時代の話とか聞かれたらろくでもないエピソード話されたりしちゃうし自分で作った自分のコラ画像を地上波で流されるの恥ずかしい…婿にいけなくなる…

 

 

ところで、俺は昔からサザエさんちびまる子ちゃんが嫌いだったんだ。なぜなら俺が年くってるのにこいつらは何一つ変わらない不変の生活を延々と繰り広げているから。

アニメのキャラクターにジェラシー感じてる時点で人間として器が小さいのはわかる。To LOVEるの主人公がラッキースケベのハーレム天国を築いていることに対してとかじゃなくて、サザエさんとかの存在自体を否定している感じになってるのキてるな。

 

最近になってサトシ(ポケモン)に対しても似たような感情を抱きつつある。俺がまだインターネットを知らないピュアでキュートなモテカワスリムな幼稚園児だったころにポケモンのアニメがはじまった。

そう、サトシは俺が幼稚園児だった頃からポケモンマスターを目指していたはず。

オープニングのめざせポケモンマスターでは「ポケモンマスターになりたいな、ならなくちゃ、絶対なってやる」などと強迫観念に駆られていたくせに20年ちかく肩に電気ネズミを載せて全国行脚をしているだけではないか。その事に気付いた俺はサトシに対して並々ならぬ嫉妬を覚えた。行く先々で毎度毎度違う女をはべらせている姿は、さながらホストのようだった。俺は絶対ビック(ポケモンマスター)になるから応援してくれと甘言を吐き、女に貢がせる。足がつく前に場所を移し次のカモを見つける…サトシ…許せぬと思わぬか…?

取り乱しました…

 

新社会人になる皆さん、ムシャクシャして会社のウォシュレットの水圧を最強にした状態で立ち去ると、不特定人物のケツの穴をズタズタにすることができるので、絶対にやらないでください

 

非リア事変

友情とは脆い均衡の上で成り立っている・・・

 

昨日、事件が起きた。

3人の非リアオタクが集まった(隔離ともいう)グループLINEでのことだった。

普段は海外女優(主に子役)とかコスプレイヤーの画像を貼り付けたり下品な話をする蠱毒の壺のようなグループで、全員もれなく親しい女性の影がなく謎の安心感があった。もはや桃園の誓いを結んだ劉備関羽張飛の生き写しと言っても過言ではなかった。(過言)

 

ところが昨日「彼女できたわ」という発言と共に、これまで見たことのない笑顔で女性とツーショットを撮っているオタクの画像が送られてきた。

そのオタクには見覚えがあった。このLINEグループのオタクの1人だった。俺は狼狽した。血が頭に流れていくのを感じた。なぜならこいつはその前日に「ヌエ 相席屋 行く」って言ってた(何故かカタコトで)。だから24時間の間にいったい何が起こったのか理解ができなかった。

いったいどういう事なのか、これがマジなのかオタク達をあざ笑うための嘘なのか真偽が不明すぎていた。ついでに言うとその女性が今まで会話に出てきたこともない登場人物だったのと性欲がバカみたいに強そう(失礼)だった事もあり余計に混乱した。

 

様々な思考を巡らせ、俺は狼狽しながら「2秒でわかる嘘をつくな」と発言した。画像の添付から1分は経過していた。

俺ともう1人のオタクは正気ではいられなかった。見返すと必死感がすごかった。

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酔っぱらっているのか、明確な答えが返ってこないうえに「ごめん」とまで言われると一気にマジ度が上がってきてなすすべがなかった。

劉備関羽張飛かと思ってたら劉備呂布張飛になっちゃったみたいな、そういうパワーバランスの崩れ方をした。

 

こわれる!こわれる!オタクは彼女できた途端に遊んでくれなくなるから!オタクは彼女ができると途端に日常ツイートしかしなくなる。

これは童貞独自の研究・分析を重ねた結果、恒常的に三大欲求である食欲・睡眠欲・性欲が満たされているため、オタクはオタクとしての機能を失い、真人間へと変貌を遂げてしまうのではないだろうか。オタク、遊んでくれオタク。

最近同年代よりも後輩と遊んでることの方が多いのでは…

 

 

結局、今日の昼頃には正気に戻っていて「ごめんうそw」との事だった。

 

 

正直そのころにはどうでもよくなっていた。

怒りが恐怖を凌駕する

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2週間くらい前からこのインディーズバンドみたいな画像の「Emily wants to play」とかいうホラーゲームを配信していました。俺はずっとEmily wants to dieだと思ってたし実際そうだと思う。

 

まだ1週間前までならタイムシフトが有効なので興味のある方は覗いてみて欲しいのだが、このゲームはざっくり言うと人形と遊ぶゲーム(ほんわか)なんだけど二度とやらないと思うのでイカれた登場人物を紹介しよう。

 

プレイヤーはピザ屋で配達しに来た家で、人形たちとのデスゲームに巻き込まれる。たぶん片手にはピザを持ち歩いている。人形に対してあまりにも無力。無抵抗で死ぬ。人間の風上にも置けないクソザコピザ屋。

 

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人形は、まずこのガキ。俺が何度も不意打ちを喰らって情けない叫び声をあげた人形。

「フフフ」とかいう笑い声と同時に背後に出現してくる。「だるまさんが転んだ」を仕掛けてくるバカクソウンコ人形。見ていないとどこまでも追いかけてくる上に消えるときに音もなく消えるからクソ。見ての通り暗闇とのシンクロ率が異様に高い服を着ている。嫌い。黒目がデカい。Vネックが鼻につく。

 

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次にこのピエロ。今度はこのピエロがだるまさんが転んだの振り返る役で出てくる。振り返っているときに1ミリでも動くとすげえ声を上げて襲ってくる。動いたり、視界を動かしたり、ドアの開閉(勝手にあいたりしまったりする)に巻き込まれてプレイヤーが動いてもアウト。俺はそれで悲鳴をあげた。歯が黄色いのでおそらくヤニカス。対処方法がわかっていればそれほど脅威ではないが、ほかの人形と同時に出現すると行動の制約がすさまじいので詰みやすい。嫌い。

 

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クソザル。出現すると甲高い声を上げながら走ってくる。序盤はちょっと逃げれば追いかけてこなくなるチョロQ野郎だったのに、後半になるとハイパーダッシュモーター搭載のミニ四駆レベルで追いかけてくる。出現位置がクソすぎて何度も詰んだ。こいつは人形どもの中で唯一肌が人間の色をしているので全然怖くはない。ウザい。嫌い。

 

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最期にエミリー。こいつは人形じゃなくて幽霊の類なんだろうけど。

こいつはかくれんぼを仕掛けてくるんだけど、劣悪な家庭環境で育ったため(地下に監禁されてる)かくれんぼのルールを知らないのか、見つけるとワープする。かくれんぼの定義を根底から覆す存在。最初は家中の電気を全て消した状態でのかくれんぼという事を知らなくて、部屋の電気をつけたら鬼の形相で襲ってきた。髪型は後ろから見ると三つ編みをしていてかわいい。境遇を考えるとかわいそうだが、よく考えると律儀にもインターネットを駆使してピザを注文してきたので同情の余地はない。

 

上記4名にさんざん叫ばされた。マジで二度とやらないと思う。怖いもん。

不健康診断

健康診断に行ってきた。ある程度は不健康だろうなという気持ちで行った。

前回の健康診断では血圧の項目でB判定(どちらかと言えばダメだけど支障はないみたいな判定)を食らった。

俺には何が悪いのか理解できなかった。

健康診断後に「肉も野菜もキチンと食べているのになぜ高血圧にならなければいけないのか?」とイカれた食生活を送っている人間のレッテルを貼られたような気分でラーメンを食べながら疑問に思っていた。

そもそも食生活が悪いのかというと多分そうではない。俺よりもそこらへんの地下アイドルみたいな奴のほうがよっぽどラーメン食ってるしLynnっていう声優(かわいい)は週2回はラーメンを食っている。食生活に八つ当たりする時点で俺は負けていたのだ。

 

前回の失態を踏まえて俺は勇み足で健康診断に向かった。

見知らぬ地で少林寺のような服に着替えさせられ、待合室に適当に置いてあるしょ~もない雑誌を読んでいると名前を呼ばれた。

 

まぁセオリー通りに行くと身長とかからかな?って思ってたらいきなり採血だった。いきなりステーキかよ。フザけるなよ心構えとかあるじゃん?採血って。

「これから血抜くんだよなぁ…」っていう陰鬱とした感情を押し殺してこそようやく採血する気持ちに切り替えていくじゃん。ウンコしようと思って個室に入った後ズボン下さずにウンコするか?しないでしょ?前準備がさ、できてないんだよこっちは。血を体外に排出する心になってないんだよ。そりゃ針さされたら俺の感情を無視して血は出ていくんだけどさ。

 

俺は、小学生の時になんかで採血した時に女子がメチャクチャ泣いてたのを走馬灯のように駆け巡らせた。

順番に血抜かれていって、迫りくる恐怖と相まってむせび泣いている女子と屠殺を待つ家畜みたいな顔して並んでる女子がいるあの感じを思い出した。

 

採血イヤそうな顔してたら採血する人に「いきなり採血ですみません」言われちゃった。俺これから生きていく中で絶対ポーカーフェイスを自称しないんだろうな。
でも謝られてもね、結局血を抜かなきゃいけない事実は不変だから仕方ないよ。ゲイボルグなんだよ。その針は。

 

想像を遥かに下回る痛み(毎回そう)で血を抜かれていると、小汚い血が容器に溜まっていった。俺の血はこんなイソジンみたいな色だったのかと思うと悲しくなった。

「俺の血汚くないですか?」って聞いたら静脈の血は不純物がどうのこうので汚いみたいな気休めを言われた。世界一単純な俺の心は救われた。

 

血を抜かれ若干しびれる左腕をヨシヨシしながらまた待合室に戻されると、身長を測らされた。若干デカくなっていたので俺はまだ伸びしろがある!あれ!175は欲しい頼むシェンロン~~…

 

身長を測った後いよいよ血圧測定がきた。2回の内の1回は基準値を超えた。結局俺の血圧は高かった。身体の健康状態は気持ちに左右されなかった。

 

そもそも血圧ってなんなんだ?血流が悪いのか?最近思ったんだけど入浴剤で血行促進とかあるけどあれパチでしょ。風呂入ってそんなグングン血行良くなって疲れとれるかよ。マビノギじゃねーんだぞ(「MMORPG マビノギ」は温泉に入ると様々な状態異常が回復するぞ)と思いつつもバブをドカドカ入れてるんだけど。

 

結局ちゃんと定期的に運動したりしてないと人間の身体ってゴミカスみたいにボロボロになるんだろう。

 

今日、髪切ってくれた人が暗闇でボクササイズするっていう怪しい運動を教えてくれたんだけどほんの少しだけ行きたい。っていうか普通に運動したい。

俺が夜たま~~に寺のあたりまで走ってるの知らないだろ。滑稽だぞ、寺付近でビビりながら走ってるの。マジで怖いからなあそこ。被害妄想で鳥肌立っちゃったもん。

できれば行きたくないんだけど人通りが少ないところそこら辺しかなくて、夜にランニングしてる人たちってちょっとスカした格好してるんだけど、俺はそういう一式がないから”外を走っている引きこもり”感がすごいんだよね。

 

 

でも調布の不審者情報に載るまではセーフだから。

暗いホワイトデー

最近1か月に1回は色恋沙汰にイチャもんつけないと気が済まないんだけど。精神安定させるためにカップル叩かないと”心”壊れるんだけど。

 

ホワイトデーだったじゃん今日。ウケるよな。イベント参加資格を保有していないんだよ俺は。チョコ貰ってないから。

 

Wikipediaにもそう書いてある。

ホワイトデーは、一般的にバレンタインデーチョコレート等を貰った男性が、そのお返しとしてキャンディマシュマロホワイトチョコレート等のプレゼントを女性へ贈る日とされる。』(wikipediaより抜粋)

 

しかもこれ見る限りだとお返しにマシュマロでいいのかよ、だからかよSEIYUにマシュマロ無かったの。フザけんなよ俺この間からずっとマシュマロ食いてえんだよ。なあ。

手作りチョコに対してマシュマロで返ってくるってどういう気持ちなんだよ。女は甘い物食わせれば黙るだろってナメられてんだぞ。全部妄想だけど。

 

最近のホワイトデーって特にバレンタインデーに何もなくても男からプレゼントを贈る日みたいな風習になりつつあるけど、待ってくれよ前提としてホワイトデーにプレゼントあげるような対象がいる時点でお前バレンタインデーになんか貰ってるだろ。俺をハメようとしたな?

 

そういえば、帰りの電車では洋菓子が入っているっぽい紙袋を持ってる疲弊したサラリーマンが複数見受けられた。電車の行き先は天国なのか、地獄なのか…

 

調布のおちゃらけたGODIVAですら”パパ”達がチョコレートに群がっていた。ブランド品の力を見た。女にはブランド品をかざせばイチコロという力強さがそこにはあった。(女性軽視ではない)

じゃあSEIYUでマシュマロ買い占めた層はどいつだよ!!!石油王か?金持ちの道楽でマシュマロ買い占めてんのか?許せねえよ石油王…

 

石油王なりたい… 

 

料理センスの問題

 最近気付いたことがある。

俺には料理センスがない。

 

料理センスっていうかレシピに逆らう癖がある。生粋の料理人としての血がそうさせるのだろうか、我が道を往き、完成させるはドブ味の料理。

大分前にクソ不味い麻婆豆腐を作った時にもやったんだけど、自分でチョイ足ししたものが味を壊す。

(前回の失敗)

 

nu26e.hatenablog.com

 

他人のレシピ通りに作ることが困難って書くと精神疾患を疑われそうだから言い訳するけど、ウチに大さじとか軽量カップとかないのも問題な気がするんだよね。なんだよ大さじ1/2ってぶっ飛ばすぞ。もはや大さじ1のイメージがない状態から半分をイメージして入れてる。これがねえ、難しいんだ。

 

ちょうど先週はほぼ毎日のようにオムレツ作ってたんだ。美味いオムレツの家に女は嫁ぐって聞いたからな。婿修行ってワケよ。

さすがに1週間に卵食いすぎて怖くなってネットで調べたら、食べすぎは良くないみたいな、どんな料理にも共通して言えることが書いてあったんだけど根がビビリだから怖くなって今週はやめとこうかなって感じなんだけど。でも養鶏家の爺さん婆さんなんか絶対毎日卵食ってるじゃん、食ってるよな?養鶏家みてるか?

 

オムレツに関しては大さじとか軽量カップの概念抜きにしても難しい。正直なところ「オムレツ綺麗に作れるよ」なんていう知り合いがいるとは到底思えないほど難しい。そもそも俺の知り合いはジャンクフードばっか食ってる気狂いしかいないから自炊してるかも怪しい。納豆キムチトーストとかいうまともな精神状態では到底作りえないようなものを好んで食っているオタクもいる。

 

で、オムレツなんだけどオムレツを作る工程で確実にスクランブルエッグに派生していく。俺も何が起こっているのかはわからない。けれど実際にスクランブルエッグがそこに”存在”している事だけがその事実を証明している。

これが2度続くと俺は正気ではいられなくなった。オムレツに執心した。

油の分量やフライパンの温度を調整したけど、結局フライパンの端に寄せ集まって固まって1つの個体になったスクランブルエッグだった。

 

平日、業務時間中はずっと対オムレツについて考えていた。今夜こそはオムレツを生成してやるぞという感情以外はそこには存在していなかった。感情をオムレツに支配され、オムレツの出来損ないのスクランブルエッグを作るだけの道化になっていた。

 

そして、ようやく「どちらかといえばオムレツ」と言えるものを作ることに成功したんだけど。マジでいまさら道具のせいにするのもアレなんだけど、フライパンが悪い気がしてきた。

このフライパン俺が一人暮らしした時から使ってるビンテージものなんだよね。5年くらい使ってる気がする。さすがに5年も使ったらテフロン加工とかいう奴も消滅してるっしょ?もう逆にユーズド加工を施されてるでしょ。だとしたらスクランブルになっちゃうなぁ…なっちゃうよなぁ?料理人も「フライパンがクソだなぁ」って言うレベルっしょ?料理人みてるか?

 

それでフライパン劣悪問題は置いておいて、カレー作ったんだ。カレー。

カレーとか小学生の調理実習ですら作れるシロモノじゃん。ハナクソを机の裏にビタビタ貼り付けるタイプの小学生でも簡単に作れるじゃん。

でも、なんか…失敗…しちゃったんだよね。

 

レシピに対して反逆的な態度を取りたくなるというか、なんというか…

ニンジン中1本、中たまねぎ2個ってところまでは全然いいんだけどジャガイモ3個に対して反抗してしまった。ジャガイモをキレイにして皮をむく工程を想像しただけで俺の心の中で、カレーからジャガイモを撤廃させる運動が起こった。

 ジャガイモの代わりにたまねぎ1個多く入れればいいかという甘い気持ちが、まずいカレーを創造するに至らせた。

 

たまねぎ3個から絞り出されたマッタリとした甘みがカレー全体に広がり、腹ペコの中学生でも匙を投げる程度には美味しくない。ババアの唾液の味。

ババアの唾液の味を知らないけどババアの唾液の味と形容しておけばなんとなく不味い雰囲気は伝わるだろう。そんな感じ。まだドブネズミを丸焼きにして食ったほうが美味い。

 

今後しばらくカレーを作ることはないだろうけど、二度とレシピには逆らわないと誓うよ。

 

オムレツとの戦いは続く…俺がふわトロオムレツを作れるその日まで…

 

 

ここまで書いてから気付いたけど大さじとか軽量カップ関係なしに俺が悪いなこれ。